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December 27, 2004

Re: kyoto-u.comについて

Trample Down's Blogにて、kyoto-u.comに関する興味深い論点がいくつか提示されたので反応したいと思う。
まず、提示された主張を簡単にまとめてみたい。

(1)掲示板サイトとしてのkyoto-u.com

・kyoto-u.comイコール掲示板(談話室)という現状
・低回生のkyoto-u.com活用度が低い(ex.コテハン登録者が少ない) → kyoto-u.comの活気が低下

(2)試験対策サイトとしてのkyoto-u.com

・談話室に試験情報がない、過去問の掲載取りやめ → kyoto-u.comは試験対策の役に立たない
・真面目な学生の増加、公式な講義情報の整備
→ kyoto-u.comの魅力が低下

(3)ポータルサイトとしてのkyoto-u.com

・kyoto-u.com独特でないサービスしかない(ブログ、就職活動情報)
・kyoto-u.comスタッフの戦略性のなさ
→ 他サイトに対するkyoto-u.comの競争力低下

(4)対策

・京大教員による特別なブログ

こんな感じだろうか。
簡単にまとめてしまったので、異論があればコメントいただきたい。

さて、ひとつずつ見ていこう。

(1)に関して。
談話室に「活気がない」という意識は、実はスタッフ側にもある。

しかしながら、リニューアルという大イベントの直後で、また近頃投稿エラーが頻発していることもあり、原因については慎重に考えねばならないと思っている。
「コテハン登録者が少ない」かどうかは、正直なところ、分からない。

「低回生の利用者が少ない」というのも同様で、皆目不明である。
ただ、試験的に行った利用者アンケートの結果を見ると、1回生から4回生までほぼ同じ割合であった。これをどう解釈するかも微妙なところではあるが(本来ならば上回生のほうが利用者は増えていてほしい)、回生別の利用者割合については把握が非常に難しい。

次に、(2)に関して。
(1)の論点と関連するが、試験対策コンテンツが泣き所なのは認めざるを得ない。
談話室に情報が書き込まれないのはどうしようもないが、過去問と講義情報は何とかしたい部分ではある。

だが、個人的に問題意識としてもっているのは、kyoto-u.comが試験対策サイトとして認知されている現状である。
KAEAと混同されているときもあり、なんともつらいところだ。

試験対策コンテンツに関してもう一点指摘しておくと、このコンテンツは、利用者の呼び込みには大いに役に立つが、継続的に(たとえばアクセス数という点で考えると)有用であるかどうかは疑わしい。
さらに、試験期間中だけいわばフリーライドするような利用者ばかりが増えても、それはそれでどうかと思う。
やはり、変動部分のアクセス数を上げるのではなく、固定部分のアクセス数を増やしていきたい。

続いて、(3)に関して。
kyoto-u.com独自のコンテンツ、サービスがないという指摘は、耳が痛い。

現状の取り組みでいうと、ブログについては「kyoto-u.ac.jp」アドレスの所有者のみという制限を課すことでオリジナリティが出ることを期待しており、就職活動情報については(現状まったくできていないが)京大生向けの独自の情報を提供したいとは考えている。また、京都大学新聞社の提供によるニュースの公開も取り組みの一つではある。

これらに価値があるかというと、それは利用者に判断していただくほかない。

では、(4)も含めて今後の戦略に関して。
提案にあった、教員にブログを書いてもらうというのはおもしろいが、なにぶん教員や当局からの評判は芳しくないので難しいところである。

認知度については、今までやってきたkyoto-u.comオリジナルクリアファイル(または他のグッズ)の配布、看板制作、他の学内団体との交流をはかることで押し上げていきたい。

それ以前に、kyoto-u.comについて一度きちんとした客観的調査をしてみたいと思っている。
ユーザビリティなどテクニカルな部分ももちろんであるが、利用者側からの意識(これがスタッフ側からは案外分かりにくい)を冷静に把握する必要がある。

現在上がっている(思いついた)企画を並べてみる。

・ポイント制(はてなの人力検索のように、または試験対策に)
・ソーシャルネットワーキング(オンライン同窓会のように)
・サークルデータベース
・オンラインミュージアム(画像、映像、音楽などを対象としたフリーディスクスペース)

これらも、kyoto-u.comでやる価値があるかというと難しい。

はてなはそのままだし、ソーシャルネットワーキングにしても、(いわゆる慶応SFCの空気が漂うGREEに対抗してやってみたい気はするが)「京大発」のSNSとしてすでに24dがある。

「京大らしさ」「kyoto-u.comらしさ」が発揮されたコンテンツができれば良いのだが……。

最後に。

インターネット、特にウェブサイトにできることは何なのかと、ふと考えることがある。
休講情報が家にいながらにして見られるようになったり、就職活動で企業への資料請求がクリック一回で済むようになったり、インターネットによってさまざまな変化が起こった。
だが、その本質はというと、すでにある情報や手段を置き換え(効率化し)たにすぎないものが多い。

当初、インターネット上の「京大生の溜まり場」を創造することに成功したkyoto-u.comではあったが、近頃は「創造」から少し遠ざかってしまったのかもしれないという気も、実はしている。

学生の身分で保守的になってもしようがなく、なんとか新たな価値を創造できるよう努力したいものだ。

投稿者 StaffD : December 27, 2004 04:21 AM

コメント

恥ずかしいから新しい日記書いて下げてくださいよ。

これじゃ俺はサラシモノだよ。

投稿者 fumi : January 7, 2005 01:01 AM

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