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February 27, 2008

浅某近慮2:「やる気」研修とか

官僚の皆さん、やる気を出して――。人事院は「キャリア」と呼ばれる1種採用の国家公務員を育成するため、08年度から新しい研修を始める。 (中略) フォローアップ研修は入省3年目のキャリア約400人を対象に合宿形式で実施。省庁の垣根を越えて同期と議論し、理解を深める。人事院がこうした研修を始めるのは「使命感に燃える優秀な人材が集まらなくなってきている」(06年度年次報告)との危機感がある。  (後略)
若手官僚らに「やる気」研修 人事院が08年度から
なにこれーヽ( ・∀・)ノ と思ったら、08年度の3年目って俺らからですかちょっとマジでー('A`) 研修でやる気ってどうなんですかね、人事院。

ま、「人事一元化で省益よりも国益の方を向いた『日の丸官僚』が養成しよう」的な、どちらかというとやる気が減少しそうな案と比べれば、こーいう研修のほうが「使命感」とかやる気の喚起に役に立つような気も。

Posted by rover : 03:37 AM | コメント (0)

浅謀近慮1:マーフィーの法則

表面的には間違いばかりのアメリカが、なぜきちんと回るかと言えば、こういう根元のルールが実はとってもしっかりできているから
On Off and Beyond: アメリカのNPOの管轄官庁は国税局
これはもっともだと思った。

それに、根元のルールをしっかり作っておかないと、それに沿って行政運営をやる立場の公務員だって嫌になる。

タコみたいな制度をなんとか回そうとすると常に失敗する方向への圧力が働くから、効率が悪くて忙しいだけで徒労感が募る。

ルールがあいまいなところで一生懸命やっても裁量だとかお手盛りだとか謗りを受けるだろうし、実際に裁量行政のお手盛りになってしまうかもしれない。

最近、放置しておいてもルールのおかげで勝手に回ることはとても重要だと思う。ルールだけではなく、文書なりなんなり色んなものごとにおいても、放置しておいても問題ないように作っておくことが重要だと思う。なんというか、「面倒な仕事は怠け者にまかせろ。簡単に終わらせる方法を見つけてくれる。」 とちょっと似たようなニュアンスで「制度の設計は怠け者にまかせろ。放っておいても回るように設計してくれる。」 的な?

Posted by rover : 03:14 AM | コメント (0)

February 21, 2008

A.S.コリンズ(青木健、榎本洋訳) 十八世紀イギリス出版文化史 ― 作家・パトロン・書籍商・読者

秋に池袋のジュンク堂で買ったまま、積ん読してた本山田奨治「<海賊版>の思想」を読んでから、ああ…そういえば…と思って読み始めました。


本書の原著は、
Arthur Simons Collins, "AUTHORSHIP IN THE DAYS OF JOHNSON Being a Study of the Relation between Author, Patron, Publisher and Public,1726-1780", R. Holden & Co., 1927.
という80年前にイギリスで出版された研究書。それだけあって、どんなことをした人物かというような注釈なしで18世紀イギリスの作家や貴族の名が大量に出てくる。高校世界史くらいの知見しか無い凡俗では読むのに多少の抵抗感が。。。その他、途中で別の本に何冊か浮気したり、通勤時間を睡眠に充てたりしていて、昨夜やっと読了。


本書では「<海賊版>の思想」においてメインテーマとなっている独占的書籍業者と<海賊版>書籍業者との係争にも当然触れながら、当時の出版文化をとりまく事情が詳細に著されています。作家(文士)の生活の糧がパトロンによる金銭援助から書籍業者からの支払いへと変化する過程、読者層の形成と作家(文士)の社会的地位の向上、それらとあわせて著作権の誕生の過程や当時の扱われ方も書かれており、結構盛り沢山な感じ。


「<海賊版>の思想」が、現代日本のコンテンツを巡る議論の中で生まれた本である一方、本書は原著が80年も前にイギリスで出版された本ゆえに、現代日本の著作権論争の文脈からは少し離れたものとなっていて、著作権に目をつけると言うより、原著のタイトル通り作家(文士)にこそ焦点があたっている。これについては、例えば「<海賊版>の思想」においても、幾度か「<海賊版>書籍業者は別に義士であったわけではなく、独占的書籍業者と同様、経済的利潤を追求していたに過ぎない」との旨、書かれているんだけれども、本書を読むと独占的書籍業者が出版を独占していたことも、パトロン制からの過渡期の中では、社会的に益になっていた部分もあることが暗に示されている。具体的には「独占的書籍業者は作家(文士)に体してはケチというわけではなく、むしろその独占利潤をもって二流・三流の作家(文士)にも気前よく支払をしてやり、コンテンツの供給源を涵養して読書文化の発展をもたらした」的な文脈で読める部分がいくつかある。


…ていう感じで「<海賊版>の思想」と本書をあわせて読んで、著作権の誕生期をより多面的に理解できた気がしました。今、80年前にその200年前の出版文化の変化を研究した本を読んで、なんか人間ってあんまり変わんないなと思うのが不思議な感じ。あと、おカネの話が具体的な金額でいっぱい出てくるので、読んでいるうちにギニーとポンドの違いや当時のポンドの価値とかもついでに調べたりして無駄知識が増加。


オンライン書店の在庫状況を見るとどうも絶版というか流通停止してる模様だけど、それには惜しい良書。岩波文庫っぽくはないけど講談社学術文庫あたりで収録してくれたらいいのに。

出版社にはまだ在庫ありそうな感じ。

十八世紀イギリス出版文化史 作家・パトロン・書籍商・読者
A・S・コリンズ著 青木健訳 榎本洋訳
発売日:199410
出版社:彩流社
価格:\3,873
ISBN:4-88202-319-9

Posted by rover : 01:27 AM | コメント (0)

February 19, 2008

信頼性

現状は認識して、必ずしもそれには縛られずに理想を語る人の言うことは信頼感がある。


現状を認識せず、「現状は見るな、理想を見てればいい!」という人もいる。
でも、そんなんじゃ、信じることも頼ることも出来ないっしょ。

Posted by rover : 02:04 AM | コメント (0)

February 13, 2008

大竹文雄他著 こんなに使える経済学

阪大社研の人たちによるエコノミスト誌リレー連載の新書化(目次)。


中身は一部を除いて、ふんふんというのもあればビミョーというのもあるけど、結論はともかくとして内容が薄くてよくわかんね?というのが多い。でも、新書のたった数ページにトピックが詰め込まれてるわけで、これは仕方ない(というか本書のテーマはタイトル通りだし。)。そのかわり、往復の通勤時間+昼休みの小一時間で読めたし、各トピックが短いから細切れの時間でも読める。


除いた一部は、面白かったのが、


○第1章 1 安井健悟 美男美女への賃金優遇は不合理か

←なるほどねー、的な面白さ。

○第2章 1 川口大司 学年ごとの競争は公平か

←実証結果から導き出される事実が面白い。

○第2章 3 川口大司 出世を決めるのは能力か学歴か

←役所における1973年卒(1969年は東大入試中止)の出世状況を基に、東大卒業者の役所における幹部になりやすさを実証。目の付け所が面白い。

○第4章 5 筒井義郎 銀行の貸し渋りはあったのか

←なんか、ちょっと考えた。




つまんなかったというか、取り上げ方としてどうかと思ったのが、


○第6章 1 大竹文雄 「騒音おばさん」を止めるには

←コースの定理の説明にいきなり「さっさと引越し!」の騒音おばさんを使うのは、経済学に初めて触れる人の価値観に働きかける可能性もあるけど、それより単に「経済学ってこんなに使えないんだwww」っていう感想をもたらすような気がする(本書のテーマはタイトル通りなのに。)。ここは最後に一言触れられている地球温暖化の排出権取引をメインに据え、騒音おばさんこそちなみに程度にした方が分かりやすいし、「こんなに使える経済学」をアピールできたのではないか。




結局、この本の真に読むべきところは総論となっている、


○序 大竹文雄 「経済学は役立たず」は本当か




に尽きる。これを読んで、書いてあることの全てがを当然だと思えない人こそ読む価値がある。序に書いてあることが当然だと思える人にとっては個別の事例についての関心次第(というか本書のテーマはタイトル通り「経済学って使えるんだ。」って分かってもらうところにあるわけだろうし。)?


こんなに使える経済学
大竹文雄他著
発売日:200801
出版社:筑摩書房
価格:\714(\680)
ISBN:9784480064004

Posted by rover : 02:29 AM | コメント (0)

February 06, 2008

山田奨治 <海賊版>の思想 18世紀英国の永久コピーライト闘争

<海賊版>の思想
18世紀英国の永久コピーライト闘争

山田 奨治著
発売日:200712
出版社:みすず書房
価格:\2940(\2800)
ISBN:978-4-622-07345-1

ネット上のそこかしこで注目を浴びている本書。

18世紀のイギリスにおいて、どんな闘争の末にコピーライトが期限付きとなったかを描くノンフィクション歴史ドキュメンタリー(あえて「専門書」ではないと思う。)。
冒頭に登場人物の紹介があるところなぞ、まるで物語のようでもあるし、じっさい物語としても面白かったです。

コピーライトを永久のものとしたい一方の書籍業者と、一定の期限が切れたものを出版したい他方の書籍業者との間の闘いは現代日本の著作権に関する議論と相似形の部分も多い。
この経緯は「著作権とはそもそも…」とか「日本の著作権の保護期間は歐米と比べて云々」したい人は、踏まえておくべき歴史か。

なんにせよ、みすず書房らしい一冊。

Posted by rover : 01:37 AM | コメント (0)

February 05, 2008

リアルゴールドとリアルキアイダー 飲み比べ

個人的に要注目の飲料リアルキアイダー
霞ヶ関駅の自販機に両方入っていたのでリアルゴールドと飲み比べてみました。


2008020401.jpg


飲み比べるとやはり違う。
ゴールドは香りが芳醇で強い甘みがねっとりと舌全体に広がる。
キアイダーはより酸味があり、炭酸がさらに微。爽やかな感じ。


うーん、やはりリアルゴールドは風味絶佳。。。

Posted by rover : 12:25 AM | コメント (0)

February 03, 2008

ぎょうざ作った。

ということで、今日はぎょうざ。
駅のスーパーで材料買おうと思ったら、キャベツ、ニラ、にんにく(青森産)が全部品切れで、別のスーパーで調達。
この週末にぎょうざを食べようと思った人は自作した人が多かったり?

焼く前

焼いた

Posted by rover : 09:11 PM | コメント (2)

February 02, 2008

日本コカ・コーラ リアルキアイダー

これは良いドリンコ。

甘味料におもねったリアルタンクや、どこか足りない他社のリアルゴールド類似品と違い、リアル系では久々の良作ではないか。
かなり濃厚な甘みと極微炭酸で、王者リアルゴールドの風味が充分に再現されている。
量も、申し分のない280mlを確保。
これが350ml缶や500mlPETだと逆にくどくなるのでちょうどいい量かと。

コンセプトとしてリアルゴールドにカフェインを配合して、「やる気を出したい20〜30代の働き盛りの男性を中心に、働く人々を力強く応援」としたのは大変理解できるし、上記の通り味の面でも評価できるところ、謎なのはそのネーミングセンスとパッケージ、そしてプロモーション。
北京オリンピック公式飲料だそうだけど、北京オリンピックに思いをはせつつアニマル浜口の顔を見ながらだと、やるせない気分にはなりこそすれ、あまりやる気には繋がらない気がするんですが。。
ま、スポーツ飲料のアクエリアスがオリンピック公式飲料じゃなくて、コレが公式飲料ってのは興味深いけど。

リアルブランドは継続して企画がありそうなので個人的に要注目。

◆ ニュースリリース
◆ REALのウェブサイト

Posted by rover : 04:12 AM | コメント (0)

ぎょうざ

農薬入り冷凍餃子が世を震え上がらせているところだけど、餃子が食べたい。
でもこの状況下で出来合いの餃子は、やはり気が引ける。。
作ろうかしら。

Posted by rover : 01:46 AM | コメント (0)