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June 29, 2007

東郷和彦 北方領土交渉秘録―失われた五度の機会

先日、本が好き!というサイトのβ版に登録した。
書評をブログで書く代わりに、出版社からその本が貰えるというサイト。
ほんでポチっとしたので感想を800字以上で書かないといけないのでアップします。


北方領土交渉秘録
東郷 和彦著
発売日:2007.5
出版社:新潮社
価格:\1,890
ISBN:4103047712


本書は佐藤優 国家の罠と同じく、あの騒動で外務省から追放された元官僚(当時欧州局長→オランダ大使)の書いた北方領土交渉の本。
でも、佐藤氏の著書の方が読みやすいし、面白く感じる。
それは、本書の解説を書く佐藤氏が、自著を「個人にこだわった視座」、本書を「鳥瞰的視座」と表現しているとおり、やっぱり視点の違い(インテリジェント・オフィサーと省幹部との視点との違い?)なんだろう。
本書は中盤の殆どが北方領土交渉がどんな経緯をたどってきたのかをなぞっていくことにあてられているためか、外交をよく知らないでふつーに読み始めると中だるみする。
・・・というか、実際、中だるみした ( ゜∋゜)
読者が途中で退屈と感じるのではないかという点は佐藤氏も危惧してて、前提知識のない読者が中だるみしないように巻末の解説で色々と書いてるので、本書をこれから読む人はまず解説を読んだほうがいいと思われ。

本書の佳境である(プーチン現大統領の政界登場以後のロシアとの外交が描かれている)10〜13章は一番アツく、ここから最後までは歴史としての北方領土交渉の経緯というより、東郷氏の北方領土交渉に対する思いと、一連の事件によって交渉の枠組み自体が完全に壊れてしまったことに対する無念さが込められている。
勢い、読んでいるこちらとしてもページをめくる手が止まらなくなる。
この終盤の章で、プーチン政権との交渉経緯を通して、(東郷氏が考えるところの)今後とるべきロシア外交のスタンスが集中的に著されており、その説得力には圧倒される。
新聞紙上にも対ロ北方領土交渉について、いろいろな議論が載るけれども、現実を見据えつつ、領土問題をいかに解決していくかという点において、本書の説得力に比肩するものはほとんどないように思う。


だけど、結局、あの一連の騒動が一体何だったのかは、本書を読んでもいまいち分からない。
佐藤氏の既刊のように、時代のけじめだと言うのも納得しがたい。
質問趣意書の絨毯爆撃はあいかわらずだけど、騒動が一応沈静化して追放された立場の人たちが説明をはじめた今こそ、逆の立場の人たちの主張を、本人の筆から知る機会も欲しいと思う(知らないだけで、もうどっかにあるのかな?)。
一方の側からだけではよくわからない。
返還についての政策論の違いが原因ならまだしも、仮に「組織の中の意見を集約するのに外の力を使ったから」とかが原因で国の主権に関わる領土交渉が崩壊したんだとしたら(そういう行為がすごく大きな反発と摩擦を生むのは当然だと思うけど)、それはアホらし過ぎるような・・・。


あの当時、二島返還、四島返還(二島先行返還)、四島一括返還の間の違いというのは、よく理解されないままに、お祭りはどんどんでかくなっていった。
対ソ・対露交渉で「『あなたがAしないかぎり私はBしない。』という条件闘争では、交渉のテーブルにつかせることすら難しく、『私Bしますから、あなたもAしてください。一緒に解決していきましょう。』というのが入り口だ」という主張も、おそらくは理解されないままだった。
・・・というか、とりあえず自分は知らんかった。

これらのことが多くの国民に理解されていれば、もしかしたら、国民の感情的反感とマスコミの報道合戦との不毛な相乗効果なかったかもしれない。
あんな大騒動にはならず、領土交渉は崩壊することなくは順調に進んでいたのかもしれない。


そういう意味で、外交に限らず、行政は政策決定についての情報をもっとずっと積極的に発信していくべきだと感じる。
研究会・審議会の議事や関係資料をネットにポッとのせるだけ、国会質問の回答に反映させるだけ、マスコミ向けにブリーフするだけ、パブコメ手続き踏むだけじゃとても足りない(←とはいっても、これらの業務は結構な業務量で普通に大変なんだけれども)。
行政の意図がよく理解されない(理解してもらおうと努力しない?)ままに、一部だけ変にとりあげられてネットで叩かれてたら、モチベーションも下がるし。
ネットがまだのどかだったころには、政府機関の職員が業務時間中に実名で掲示板上で政策議論を投稿してたなんてこともあったとかなかったとかというのをどっかで読んだ気がする。
そこまではいかなくても、何らかの手段で直接的に対話していくのって必要だ(そういう発想で始まったであろうタウンミーティングはあんなことになってしまったし、実際にどういう手段でやれば現状のキャパでそんなことが出来るのかは思いつかないのだけれども。)。

とりあえず新着情報をフィード配信するくらいのことは最低限やらないといかんのではないか。
というかフツーに不便だからフィード配信しましょうよ、各省の担当官様。


北方領土交渉秘録
東郷 和彦著
発売日:2007.5
出版社:新潮社
価格:\1,890
ISBN:4103047712



北方領土交渉秘録―失われた五度の機会

Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/ルポルタージュ

Posted by rover : 12:51 AM | コメント (0)

June 22, 2007

ここ数日の演説祭りの影響か、

白田先生のサイトが数ヶ月の沈黙を破って更新フッコツ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

Posted by rover : 01:10 AM | コメント (0)

June 20, 2007

今何が出来るかを考えても、

所詮は塩漬けの腐肉。
モノの本でも読んで腐るくらいしか。

・・・はぁ。
世の中の流れって速いなぁ。

Posted by rover : 10:50 PM | コメント (0)

自己買いのための投稿

イタリア・マフィア
シルヴィオ・ピエルサンティ著 / 朝田 今日子訳
発売日:2007.3
出版社:筑摩書房
価格:\756
ISBN:4480063528
メディア進化社会
小寺 信良著
発売日:2007.6
出版社:洋泉社
価格:\1,000
ISBN:4862481531
生物と無生物のあいだ
福岡 伸一著
発売日:2007.5
出版社:講談社
価格:\777
ISBN:4061498916
ウェブは資本主義を超える
池田 信夫著
発売日:2007.6
出版社:日経BP社
価格:\1,785
ISBN:4822245969
KINO VOL.04
京都精華大学情報館編集
発売日:2007.5
出版社:京都精華大学情報館
価格:\1,200
ISBN:4309907318
憲法と平和を問いなおす
長谷部 恭男著
発売日:2004.4
出版社:筑摩書房
価格:\714
ISBN:4480061657
さよなら絶望先生 1
久米田 康治
発売日:2005.9
出版社:講談社
価格:\420
ISBN:4063635821
さよなら絶望先生 2
久米田 康治
発売日:2005.12
出版社:講談社
価格:\420
ISBN:4063636194
さよなら絶望先生 3
久米田 康治
発売日:2006.3
出版社:講談社
価格:\420
ISBN:4063636461
さよなら絶望先生 4
久米田 康治
発売日:2006.6
出版社:講談社
価格:\420
ISBN:4063637034
さよなら絶望先生 5
久米田 康治
発売日:2006.9
出版社:講談社
価格:\420
ISBN:4063637239
さよなら絶望先生 6
久米田 康治
発売日:2006.12
出版社:講談社
価格:\420
ISBN:406363762X
さよなら絶望先生 7
久米田 康治
発売日:2007.2
出版社:講談社
価格:\420
ISBN:406363793X
さよなら絶望先生 8
久米田 康治
発売日:2007.4
出版社:講談社
価格:\420
ISBN:4063638189


サンクチュアリ 1
史村 翔原作 / 池上 遼一作画
発売日:2002.7
出版社:小学館
価格:\610
ISBN:409192641X

サンクチュアリ 2
史村 翔原作 / 池上 遼一作画
発売日:2002.7
出版社:小学館
価格:\610
ISBN:4091926428
サンクチュアリ 3
史村 翔原作 / 池上 遼一作画
発売日:2002.8
出版社:小学館
価格:\610
ISBN:4091926436
サンクチュアリ 4
史村 翔原作 / 池上 遼一作画
発売日:2002.8
出版社:小学館
価格:\610
ISBN:4091926444
サンクチュアリ 5
史村 翔原作 / 池上 遼一作画
発売日:2002.9
出版社:小学館
価格:\610
ISBN:4091926452
サンクチュアリ 6
史村 翔原作 / 池上 遼一作画
発売日:2002.9
出版社:小学館
価格:\610
ISBN:4091926460
サンクチュアリ 7
史村 翔原作 / 池上 遼一作画
発売日:2002.10
出版社:小学館
価格:\610
ISBN:4091926479
サンクチュアリ 8
史村 翔原作 / 池上 遼一作画
発売日:2002.10
出版社:小学館
価格:\610
ISBN:4091926487

ゲーム理論で勝つ経営 競争と協調のコーペティション戦略
アダム・ブランデンバーガー、バリー・ネイルバフ著、嶋津祐一、東田 啓作訳
発売日:200312
出版社:日本経済新聞社
価格:\950
ISBN:4-532-19206-4


ウェブ炎上
荻上チキ著
発売日:200710
出版社:筑摩書房
価格:\735
ISBN:978-4-480-06391-5


顔のない男 東ドイツ最強スパイの栄光と挫折
熊谷徹著
発売日:200708
出版社:新潮社
価格:\1,365
ISBN:978-4-10-417104-0


ナポリ仕立て 奇跡のスーツ
片瀬平太、池田哲也著
発売日:200610
出版社:集英社
価格:\2,310
ISBN:4-08-780447-X


神社若奥日記
岡田桃子著
発売日:200401
出版社:祥伝社
価格:\630
ISBN:4-396-31339-X


デジタル音楽の行方
David Kusek、Gerd Leonhard著、yomoyomo訳
発売日:200512
出版社:翔泳社
価格:\1,995
ISBN:4-7981-1003-5


らき☆すた 4
美水かがみ著
発売日:200704
出版社:角川書店
価格:\798
ISBN:978-4-04-854095-7


らき☆すた 5
美水かがみ著
発売日:200709
出版社:角川書店
価格:\798
ISBN:978-4-04-854125-1

REVIVE! 1
五十嵐浩一
発売日:20070920
出版社:徳間書店
価格:\580
ISBN:978-4-19-950052-7
図書館危機
有川浩著
発売日:200703
出版社:メディアワークス
価格:\1,680
ISBN:978-4-8402-3774-1


図書館革命
有川浩著
発売日:200711
出版社:メディアワークス
価格:\1,680
ISBN:978-4-8402-4022-2

Posted by rover : 02:15 AM | コメント (0)

平成19年夏、官庁訪問。

明日、6月20日(水)からは、いよいよ官庁訪問。
このblogを読んでいる人とも、庁舎の中で会うこともあるかも知れません。
口には出さないけど、来てくれる人、一人一人を応援してます。



頑張りましょ。


暑い庁舎の中、着慣れないスーツで消耗しないよう

Posted by rover : 12:37 AM | コメント (0)

手嶋龍一 たそがれゆく日米同盟 ニッポンSFXを撃て

たそがれゆく日米同盟
ニッポンSFXを撃て

手嶋 龍一著
発売日:2006.7
出版社:新潮社
価格:\580
ISBN:4101381135


この本を読むまで、FSXの具体的イメージはソニックウィングスシリーズで忍者の乗機だったFSX。
それと、航空自衛隊の浜松広報館(←普通に面白いから、浜名湖に行ったらぜひ足を伸ばすべき)に置いてあったモックのF-2。
紆余曲折のあるという機体開発にまつわる経緯も、「『次期支援戦闘機は国産戦闘機〜♪』から、なんか『よく分からん間』にあれよあれよとアメリカとの共同開発になっていつの間にかF-2戦闘機が出来たという程度にしか知らんかったです。
この本は、そんな非軍ヲタの朧気なFSXのイメージを、「よく分からん間」の舞台裏を明らかにすることでリアルなモノにしてくれる。


国と国との利害がぶつかり合う様、政府組織の中での権力争い、そしてすげー激しい攻防があっちゃこっちゃで繰り広げられる議会工作、これらをリアルに書ききっていて、嗚呼もう引き込まれる引き込まれる。。


そして、この前に読んだ外交敗戦もそうだったけど、本に出てくる父ブッシュ政権の高官、アメリカ上下院の議員、日本の閣僚、駐米大使、みな惚れ惚れするほどカッコいいんですよ。。。
うへー。。



本の舞台は、手嶋支局長(なんかどうしても「支局長」と呼んでしまうw)が、当時ワシントン支局に勤めていただけに、基本的にあちらでの出来事メイン。
だけど、この間の日本国内の動きは、どんなだったんだろう…


Posted by rover : 12:36 AM | コメント (0)

渡辺千賀 ヒューマン2.0

ヒューマン2.0
渡辺 千賀著
発売日:2006.12
出版社:朝日新聞社
価格:\735
ISBN:4022731222


シリコンバレーの(主に)ITエンジニアの働き方を紹介した本。 筆者の言うヒューマン2.0という働き方(*)は、今の典型的な日本の公務員の対極にあるような働き方です。

終身雇用制度の功って「雇用をコミットすることで労働者にその組織の関係特殊的能力を修得させるインセンティブを与える」なんてのが教科書的ですが、この本の事例のようにプロにとっては終身雇用なんていらんもんねー。

公務員も雇用・労働制度に変更があるから、だんだんとこういう働き方に近くなっていくのかもしれない…というか、良いか悪いかは別として、とりあえず各人が組織内で修得しようとする能力は変わっていくだろうなぁ。



(*)
以下のような働き方
フリーランス:組織ではなく個人で働く
ライフスタイルワーカー:自分の好きな場所で働く
チャンクワーカー:一定の期間働き、一定期間は自分の好きな生活をする
ポートフォリオワーカー:いくつかの仕事を掛け持ちして働く

Posted by rover : 12:35 AM | コメント (0)

June 19, 2007

バランスの追求

>それだけのエネルギ、頑張ったという自己満足を得たいがためというならばともかく、実現に少しでも近づきたいというのであれば、あちらこちらの講演で語り、雑誌記事で一般に訴え、オンライン記事でみなに訴え、審議会で官僚や学者に言いたいことを言い・・・というだけでなく、たったひとりでいいので、有力政治家を説き伏せることにその一部を割くことがよほどの近道だと思うのです。実際の政策決定過程に多少は携わる身としては白田先生、なんで国会議員に話をしないのですか? | bewaad institute@kasumigaseki
有力政治家を直で説き伏せることだっていうのが本当は歪んでるのか、それとも、問題点を国民に訴えることで、政治と行政を変えようとする白田氏の民主主義が愚直なのか。
ふむ。


とりあえず、白田秀彰やローレンス・レッシグらの著作から、所有権概念に興味を持った人が一人。




(追記@070620 01:11)
リンク先コメントNo.14より孫引き
> 岡本元著作権課長「役所に対して、複雑な著作権の権利調整を持ち込まれても、民民の権利調整は役所にはできない。」
やっぱこれが役所の限界なんだろうなあ。
権利が複雑にこんがらがった原因がどこにあるかはあずかり知るところではないけれど、
人権だと言う人までもいる場合、問題は制度作りを超えて、権利のカタチを国民と政治が選択するしかないのか。



政治家に直で行く or 選挙で政治を変える
民主主義のプロセスとしては、一長一短か。

Posted by rover : 01:58 AM | コメント (0)

天下り全データ〜週刊ダイアモンド070623

今週の週刊ダイアモンドの特集は「天下り全データ」だそうで。

同業者の皆さんやっぱり興味あるんでしょう。

中吊りを見て買おうと思って某庁舎の売店行ったらもう売って無かったよ。

Posted by rover : 01:25 AM | コメント (0)

June 13, 2007

UCCコーヒー エヴァ缶

人類補缶計画、再び:UCC「エヴァ缶」、復活

すげー懐かしい。
この缶、実家を探せば、どっか物置あたりから全種類が確実に出てくる。

Posted by rover : 12:42 AM | コメント (0)

June 10, 2007

広がる年金問題

先週、

 政府は8日午前、年金の記録漏れ問題の原因や責任を追及する有識者7人による「年金記録問題検証委員会」を総務省に設置し、座長に松尾邦弘前検事総長を起用すると発表した。(後略)
年金記録問題の検証委、座長に松尾・前検事総長 (日経)


という報道に、「ほぇー総務省の中の人お疲れ様です。。」と思っていたところ、

 政府は9日、公的年金保険料の納付記録漏れ問題で、納付を示す領収書などがない場合でも年金支給が可能かどうか判断する第三者委員会を、総務省に設置する方針を固めた。社会保険庁に設けることも検討したが、塩崎恭久官房長官が社保庁との切り離しを強く主張した。塩崎氏と菅義偉総務相が調整し、制度設計やメンバーの人選を急ぐ。
 委員会は東京だけでなく、総務省が各都道府県に置く行政相談窓口ごとに設ける案も浮上している。(後略)
第三者委、総務省に設置へ・社会保険庁と切り離し (日経)

だそうですね。。
両方とも行政評価局の仕事?
前者はともかく、後者の対応は、、、果たして人員足りるんでしょうか。。。

Posted by rover : 10:27 PM | コメント (0)

June 07, 2007

平成19年6月購入の新刊マンガの記録

(済)

ゼロ 60
愛 英史 原作 / 里見 桂 漫画
発売日:2007.6
出版社:集英社
価格:\530
ISBN:4088596471
→絵に書いたような北の某国が登場。


(済)

ゼロThe Special Edition 4
愛 英史原作 / 里見 桂漫画
発売日:2007.6
出版社:集英社
価格:\620
ISBN:4088596498
→ゼロはすごいなあ。毒薬からコーヒーから中世の料理からなんでもござれ。


(済)

Y十M(ワイじゅうエム) 7
山田 風太郎 / せがわ まさき
発売日:2007.6
出版社:講談社
価格:\560
ISBN:4063615626
→今回サクッとやられた会津七本槍。バジリスクの敵役だった伊賀十人衆と比べるとだいぶショボいけど、あっちは忍者VS忍者、こっちは素人女VS忍者だもんね。


(済)

新世紀エヴァンゲリオン 11
貞本 義行漫画 / GAINAX原作 / カラー原作
発売日:2007.6
出版社:角川書店
価格:\567
ISBN:4047139343
→シンジの性格がずいぶん違うよねー。映画版、どうなることやら。


(済)

もやしもん 5
石川雅之著
発売日:20070622
出版社:講談社
価格:\560
ISBN:4063521923
→このマンガを読んでいると、なんか醸したくなってきませんか。パンでも手作りしようかしらん。


(済)

謎の彼女X 2
植芝理一著
発売日:20070622
出版社:講談社
価格:\590
ISBN:4063144577
→萌えるというより悶えるんだが。卜部さんのツンデレ(とはちょっと違うんだけど)具合が良い。はさみという小道具もいいけど、とにかくよだれが秀逸。


(済)

ハツカネズミの時間 3
冬目 景著
発売日:20070622
出版社:講談社
価格:\580
ISBN:4063144569
→うむー。


(済)

極東綺譚 1
衣谷 遊著
発売日:20070622
出版社:講談社
価格:\560
ISBN:4063492907
→2巻が7月に出るのでそれもとりあえず買う予定。画は好き。


(済)

ジジジイ −GGG− 1
小山宙哉著
発売日:20070622
出版社:講談社
価格:\550
ISBN:406372607X
→なんでじいさんが主人公なのかよくわからん。


(済)

転校生 さよならあなた
三国桃子著
発売日:20070626
出版社:角川書店
価格:\546
ISBN:4048541072
おれがあいつであいつがおれで」は小学校の図書館にあったのをみんなでハァハァしながら読んだ思い出があります。その後、観月ありさ・いしだ壱成主演で実写化されたドラマ「放課後」を見たんだけど、いしだ壱成のナヨナヨさが微妙にトラウマです(未だに、いしだ壱成を見るとあの強烈なナヨナヨを思い出して、テレビならすぐにチャンネルを変え、雑誌ならすぐにめくってしまう程度にトラウマ)。その点、2次元は素晴らしい。そんなの全然気持ち悪くない。というかエロマンガで良くある男女人格入れ替わり設定を、さわやかに、切なくまとめている点で良作。


(済)

ターンエーガンダム 月の風
安田 朗著 / 矢立 肇作 / 富野由悠季作
発売日:20070626
出版社:角川書店
価格:\588
ISBN:4047139297
→安田朗ってマンガ書いたこと無かったんだ〜、と。てっきりストリートファイター系統でいくつか出しているものと思っていました。画の雰囲気が「ふたつのスピカ」に似ている。


(済)

今 印 1
今豊太郎著
発売日:20070627
出版社:スクウェア・エニックス
価格:\580
ISBN:4757520336
→勝手に突っ走りすぎ感が強すぎて面白くない。ガンガンっぽい。悪い意味でパッパラ隊やパプワくんを彷彿とさせるような・・・ていうかあの頃はこういうノリを楽しめたのかも知れない。


(済)

成城紅茶館の事情
スエカネクミコ著
発売日:20070628
出版社:少年画報社
価格:\580
ISBN:4785928042
→らんま1/2の系譜に繋がる、主人公の男が紅茶を飲むと女になってしまうという、清く正しい変態マンガ。本巻で簡潔のようだけど、3巻くらいは続いてもよかったのでは。個人的には5巻くらいまでなら買い続けたと思う。


(済)

ピラミッド古代文明の真実
アンソロジー
発売日:20070629
出版社:竹書房
価格:\400
ISBN:481246613X
→コンビニ売りのペーパーバック形式のマンガ。完全に劣化MMRです。本当にありがとうございました。MMRは笑えるけどこれはひたすら面白くないです。久しぶりの金を返して欲しくなったマンガ。イラネ。

Posted by rover : 12:06 AM | コメント (0)

June 06, 2007

ジョン・マクミラン 市場を創る-バザールからネット取引まで-

某知人のblogで論座7月号の特集「『経済』が嫌いな人へ」が面白そうだと書かれていて、目次見たらホントに面白そうだったので、買って読んだら本当に面白かったというか一部笑えたり笑えなかったりするところもあったりしたりしなかったりしたんだけど、その中で何箇所かしばらく前に読んだ本書が出てきていたのがきっかけで以下。


市場を創る
ジョン・マクミラン著 / 滝沢 弘和訳 / 木村 友二訳
発売日:2007.3
出版社:NTT出版
価格:\3,570
ISBN:475712127X


NTT出版らしい(?)テーマ。
とても良い本。
翻訳された文体も、ヤバい経済学等と比べると固いとはいえ、日本語として平易で読みやすいです。


副題通り、バザールからオークションから知的財産権から経済体制から政治体制からネット取引まで、広範な話題を豊富な事例を引きながら、うまく市場が働くような制度ってのはどんなものかを経済学者が語ってくれる本。
制度を設計して市場創るっていう醍醐味が味わえると考えて公務員になったので、テーマと興味の方向性も合致しておりフツーに面白い。
 
 
やっぱねー、世の中、制度設計てのは大切ですよ。
その制度が市場と関係するかしないかに限らず。
制度参加者のインセンティブ、情報の在処、権限の設定等、制度設計の基本的なトコロがうまく設計されてない制度ってのは、制度を司る所一生懸命回そうとしても、出来る範囲で表面を取り繕ってみても、もー並大抵のことではうまく働かねーの(とは言っても、そのうまく働かない制度だって、それを創るためには多大な努力が注ぎ込まれているんだけど)。
 
 
その意味で、今国会で成立するかもしれない公務員法制も、たぶん有効に機能しない制度になるんだろうなぁっと。

Posted by rover : 01:28 AM | コメント (0)

サマータイムはめんどくさい

小泉純一郎前首相は4日、東京都内のホテルで開かれた自民党参院議員のパーティーで、19日に閣議決定される予定の「骨太の方針2007」に盛り込まれるサマータイム制導入について「感心しない。時計(の設定を)変えるのが面倒くさい。国が強制的に夏になったら時間を早くするより、(希望する企業が)勝手にやってもらったらいい」と異論を唱えた。 毎日新聞

・・・いいこと言うなあw
生活のリズムを一時間変更して、家中の時計をいじらなければいけなくなる国民総めんどくささって、経済効果の試算なんかでは大抵無視されてるみたいだけど、やっぱりそれって結構なコストだと思う。
 
 
 

(追記@6/6 02:27)
さっきここ見てて思ったんですが、やっぱサマータイムなんかより全企業がフレックスタイムを導入した方がいいような。
上記の国民総めんどくささも生じないまま、個人の選択で夏の長い時間と余暇を有効に使うことができると思うんだけど、特に経済面からはなんで国全体で時間をずらす必要があるのかよーわからん。
 
 
CO2削減効果についても気になったのでググってみたら、「サマータイム制度導入により期待されているのは、直接的な温室効果ガス削減効果ではなく、国民に対するアナウンスメントを通じた間接的な効果日本総研(2005)」だったとは、、、知りませんでした。
バックデータが無いから知らんけど、それって、試算に使うパラメータのとり方しだいで結構かわりそー。
サマータイム導入したら消費が増えたので結果的にCO2の排出量が増えますた、なんてことはないないないないないないないよね?

Posted by rover : 12:47 AM | コメント (4)