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June 06, 2007
ジョン・マクミラン 市場を創る-バザールからネット取引まで-
某知人のblogで論座7月号の特集「『経済』が嫌いな人へ」が面白そうだと書かれていて、目次見たらホントに面白そうだったので、買って読んだら本当に面白かったというか一部笑えたり笑えなかったりするところもあったりしたりしなかったりしたんだけど、その中で何箇所かしばらく前に読んだ本書が出てきていたのがきっかけで以下。
![]() | ジョン・マクミラン著 / 滝沢 弘和訳 / 木村 友二訳 発売日:2007.3 出版社:NTT出版 価格:\3,570 ISBN:475712127X |
NTT出版らしい(?)テーマ。
とても良い本。
翻訳された文体も、ヤバい経済学等と比べると固いとはいえ、日本語として平易で読みやすいです。
副題通り、バザールからオークションから知的財産権から経済体制から政治体制からネット取引まで、広範な話題を豊富な事例を引きながら、うまく市場が働くような制度ってのはどんなものかを経済学者が語ってくれる本。
制度を設計して市場創るっていう醍醐味が味わえると考えて公務員になったので、テーマと興味の方向性も合致しておりフツーに面白い。
やっぱねー、世の中、制度設計てのは大切ですよ。
その制度が市場と関係するかしないかに限らず。
制度参加者のインセンティブ、情報の在処、権限の設定等、制度設計の基本的なトコロがうまく設計されてない制度ってのは、制度を司る所一生懸命回そうとしても、出来る範囲で表面を取り繕ってみても、もー並大抵のことではうまく働かねーの(とは言っても、そのうまく働かない制度だって、それを創るためには多大な努力が注ぎ込まれているんだけど)。
その意味で、今国会で成立するかもしれない公務員法制も、たぶん有効に機能しない制度になるんだろうなぁっと。
Posted by rover : June 6, 2007 01:28 AM
