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September 27, 2005
ケンブリュー・マクロード 表現の自由(R) vs知的財産権―著作権が自由を殺す?
ケンブリュー・マクロード 表現の自由(R) vs知的財産権―著作権が自由を殺す?
レッシグの三部作(CODE・コモンズ・FREE CULTURE)の扱ってるテーマを、特に表現の自由の観点から見ている本。
筆者はアイオワ大学コミュニケーション学部の教授。
全編通して、商業主義がいかに表現の自由や文化や学問の進歩に対する阻害要因になってきているかということを、関係者への数多くのインタビューや実例を挙げて主張しています(特にアメリカのヒップホップについての事例が豊富)。
そういった事例を紹介する中で、権利者や政府に対する皮肉が随所にちりばめられており(中でも「表現の自由」という言葉で、皮肉交じりに商標登録の申請出してしてみたら登録出来てしまったというのは本書一番の皮肉でしょうw)、思わずプっと吹き出しつつ、筆者の主張に頷くことしきりでした。
のまネコ問題にしても、モナーを「のまネコ」なんて強弁して著作権で囲い込んで、モナー使ったグッズからライセンス収入までとろうと邪なことを考えたからいけないわけで、、、
モナーをモナーとして使ってたらこれほど問題になることもなかっただろうに。
声高な権利の主張が必ずしも商業的な利益にはつながらないし、文化の発展を阻害することにもなったという好事例ですな。
なんにせよ、文化の発展の度合いを最大化するような著作権の強度(?)が存在するはずで、著作権制度ってそれを目指して柔軟に変わらなきゃいけないんでしょう。
別に著作権制度ってレコード屋や出版社をぼろ儲けさせる為のモノじゃないんだから。
で、おそらく技術や表現手法の変化に伴って、その理想的な強度は絶え間なく変化し続けるはずで。。。
そういう絶え間ない変化に対応できるような柔軟性のある法律って、どうやったらできるんでしょうね・・・?
知的財産権で有名な弁護士の方が、同じように(というのもおこがましいですが)この本とのまネコを絡めたブログ書いてたのでリンク。
上のリンク先で書いてることは大体わかるんだけど、 でも、
>しかし、今回の騒動では、むしろ、ネット上の大衆の側が、コンテンツホルダー側の表現活動を阻害するために著作権法を持ち出してしまったわけで、せっかくコンテンツホルダー側が少し歩み寄ってきたのにネットワーカーたちがテーブルをひっくり返してしまったようにも見えます。
この辺は納得いかないですね。
なんつっても、avexがモナーを「のまネコ」として、変な色気出して著作権を持ち出してきたことこそが今回の問題の核心だと思ってるんで。
モナーを使ったんだから潔く認めてモナーで売り出せばいいじゃん。
Posted by rover : September 27, 2005 11:27 AM
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コメント
ちょっとこことーりますよ、はじめまして。
のまネコ問題のブログ、いろいろ見てますけど、
レッシグの名に言及しているのを見るのは
こちらが初めてですw うれしかった。
実際、この本の書評を読もうとgoogleで
題名を入力して、ここに来ました。
>しかし、今回の騒動では、むしろ、ネット上の
>大衆の側が、コンテンツホルダー側の表現活動を
>阻害するために著作権法を持ち出してしまったわけで
見えてない人には、見えないんでしょう。
おいくつかな、あちらは。
よかったら、うちにも来てください。
では
Posted by Protect MONA : September 29, 2005 01:54 PM
レッシグの三部作はこの分野の必読の書だと思ってます(・∀・)
のまネコや著作権に関心もってたりする人は絶対読むべきですよね。
そちらのブログの方も見させていただきました。
とりあえず、OnGenにトラックバックを送っておこうとしたら何かエラーが出て送れない・・・( ;‘e`)
Posted by うんこ : September 30, 2005 03:01 AM