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July 26, 2005
官庁訪問11日目(7月6日)
11日目。
連続訪問解禁日。
連続訪問とは、文字通りひとつの官庁を連続で訪問することである。
その昔はもっと早くに連続訪問が解禁されていたそうな。
結果、毎日訪問させて訪問者を拘束しちゃう事例などが起きたそうである。
そうすると、官庁一つに貼り付くことになったりして、官庁・訪問者共に選択肢が狭まるなど、お互いに望ましくない事態に陥っていたらしい。
チキンゲームみたいな感じか。
それじゃ良くないってんで、人事院や各官庁の人事担当で、期間がある程度進むまでは連続訪問を禁止にしましょう、という申し合わせをして今に至るそうである。
で、この日は当然官庁Aを訪問。
朝の待ち部屋で周囲を見渡すと知らない顔が少し。
連続訪問まで残った二日目組が多少合流したようだった。
連続訪問まで行ければ基本的には切られることは無いため、皆安心しきって雑談に花を咲かせている。
(この辺で前日の推測を補強する出来事があったけど、それは伏せておく。)
この日来ていた訪問者の殆どは内々定を頂くことが出来たが、数名は午前中に呼び出され、そして二度と待ち部屋に帰ってくることは無かった。
彼らが呼び出されたときは、リラックスしきっていた訪問者の表情も凍りつき、会話も止まった。
だが、3官庁を回ってたくさん面接を受けて感じたのは、官庁の人事の方は訪問者に対してできる限り誠意を尽くしてくれるということだ。
おそらく彼らにも、
「連続訪問で別の官庁へ流出した場合には内々定を出せるかもしれないが・・・」
というように、前日までに自分たちの評価が伝えられていたのだろうと思う。
この日はとても暇な一日で、面接も形式的なものがあっただけ。
ただし、その形式的な面接で出てくる面接官の方はとても偉い方なので、そこでダレててトチったらダメだけど。
そんな、待ち時間を経て夕食ターイム。
それまでの夕食は自分でコンビニや食堂でとっていたが、この日初めて、そして終に終に、夕食を出して頂いた。
もう訪問者の皆さんは仕出しのハコ見て大興奮。
豪華な夕食を一口づつ噛み締めるたびに感激。
夕食自体が美味しかったのはもちろんだけど、公務員試験の勉強と官庁訪問の苦労、そして内々定がすぐ手の届くところに来た大きな喜びが、複雑にブレンドされて最高のスパイスになっていた。
訪問者もみんなめちゃくちゃ喜んでいた。
きっとこんな場面がどの官庁でもあったに違いない。
帰路、朝飯を仕入れによったコンビニの前で官庁Bからの着信。
正直、もうどうでも良くなっていたけど、とりあえず出る。
「まことに残念なのですが・・・」とのこと。
でも、心はとても晴れやかだった。
もう声も弾みまくりで、官庁Aで順調に進んでいる旨と、訪問中お世話になったお礼を言った。
むこうからも、
「こちらでは人数の関係で内々定を出すことは出来なかったけど、ぜひAの方で頑張って欲しい。」
と言われた。
もちろんバリバリと頑張る所存です。
部屋に帰り着き、シャワーを浴びてベッドにもぐりこんでも、こみ上げてくる嬉しさで小一時間眠れなかった。
Posted by rover : July 26, 2005 01:48 AM
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