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March 17, 2005

石垣問題

石垣問題スレを読んでて思ったのですが、揚げ足取りが多すぎ…

揚げ足を取る、というか、相手の議論に対して突っ込みをいれるということは議論をする上で大事なのでしょうけど、
あまりに細かい突っ込みばかりで、結局主題から離れていってしまっている感を受けます。

まぁこれは、議論板全体に対していえることなんですけどね…

石垣問題の要点は3つあると思います。
・工事そのものの意義
・たて看板の設置ができなくなる可能性
・石垣自体を守るかどうか
順にみていきましょう。


『工事そのものの意義』
計画

完成予想図

計画を読んでみると、
「歩車が交錯する裏門において、その解決及び街と一体となった大学づくりを行う。 」
 ↓
「百万遍交差点にオープンスペースを設け広く開かれた大学、将来、情報交流、公開公報の象徴となるスペースとする。 」
と書いてあります。

完成予想図を見ると、確かにぱっと見に、空間的スペースは広がっていますが、
現石垣の位置には自転車止めが立っているため、
実際に自転車が通れる面積というのは変わってないと思えます。
つまり、自転車に関しては今までどおりということになるでしょう。

つぎに歩行者ですが、たしかに北側から交差点を渡ってくる人は、すぐに京大内に入ることができ、
北門や博物館脇の入り口まで歩く必要はなくなります。
ある程度歩車の交錯を抑える効果はありそうです。

しかし、交差点部分の一番交錯しやすいところに、新たな入り口ができることにより
その入り口付近(横断歩道を渡った直後のあたり)は逆に交錯が増える可能性も考えられます。

のこりの「オープンスペースを設け広く開かれた大学、将来、情報交流、公開公報の象徴となるスペースとする。」
あそこは対外的に目立つ場所ですし、
その部分の空間が広ければ「開かれた大学」という「イメージ」にはつながると思います。
しかし、後半部分の意味がわかりません。
オープンスペースを設けたら情報交流、公開公報につながるとは到底思えません。
こういった理念を示し工事に移るなら、具体的な方策を示すべきだと思います。
(おそらく、「掲示板を設置する」程度しか考えていないと思いますが…)
このように工事そのものに対する意義に疑問を感じます。

『たて看板の設置ができなくなる可能性』
完成予想図を見ると、明らかにたて看板を置くスペースはあるようです。
ただし、看板を置くスペースの前に木が5本ほど立っており、
道路を挟んだ反対側から見ることができなくなる部分が存在しそうです。
現在たて看板を置ける距離と、工事後、木に邪魔されずに看板を見ることができる距離の比較は行ったほうがいいでしょう。

「看板の設置を認める」と学長・副学長ともに表明していることから、
工事後も看板の設置ができるのはほぼ間違いないかと思います。
また、完成図を見る限り、たて看板を置く部分は公道ではなく、
京大内になりそうなので、より適している(警察の介入を受ける心配がない)ともいえます。
もし、工事後の石垣に看板おさえが設けられ、それ以外の部分では看板の設置を禁ぜられるのが心配ならば、
話し合いで確認してみるといいと思います。

『石垣自体をまもるかどうか』
石垣に価値があるのかどうかですが、おそらく、建築物としての価値は0に等しいと思います。
問題は、京大のシンボル・京大らしさを象徴する建物か?という話になると思いますが、
ここは人によって感じ方が違うでしょう…

人によっては、時計台よりも京大らしさを感じるという人もいるかもしれません。
ただし、そういう人たちにとっても、
京大らしさを感じるのは石垣そのものよりではなく、たて看板文化である可能性が高いと思います。
(石垣とたて看板文化が一緒になってしまってる。
石垣を守ることが看板文化を守ることにつながると信じている。)
このことを考えると、工事後もたて看板を設置できることから、石垣を守ることにそれほど価値があるとは思えません。

以上が俺の意見です。
突っ込みどころはあると思います。
(推測で書いてあるところなんて、ぜんぶつっこめますしね。「本当にそうなのか?俺はそう思わない」とか…)
突っ込みたかったらコメント欄にどうぞ。
俺にとって、「むむ、言われてみれば確かにそうかも」と思うものがあれば返答させてもらいます。
ただの揚げ足取りだな、もしくは、結局は考え方の違いだな(結論が出ない)って思ったら無視します。
俺は議論をしたいのではなくて、自分の考えを述べたかっただけなので…

投稿者 gaaaaaaan : March 17, 2005 10:02 AM
コメント

>建築物としての価値は0に等しい
と断言される理由がよく分かりません。戦前からの構築物である以上、十分に由緒あるものだと思うのですが。文化財登録も可能なのではないでしょうか。個人的に、京大が石垣で囲まれているのは良いと思っているので(たとえそれが帝国大学の権威の象徴であるとしても)、その点についてお聞きしたいと思います。

Posted by: 素朴な疑問ですが : March 19, 2005 01:28 PM

ご意見ありがとうございます。

建築物としての価値は0に等しい、と断言はしておりません。
(直後に「と思います」とついてます。)


私には建築についての知識がほとんどないため、適切な評価を下すことができません。
だから、専門の方からすれば、鼻で笑われてしまうような意見かもしれませんが、
そう考えるにいたった、理由を以下に述べたいと思います。


(現在、居住を行われていない)建築物の価値は
デザイン性と歴史の古さ
の2点に集約されるかと思います。
(居住が行われている場合は「すみやすさ」「安全性」など、また別の基準が出てくると思いますが、今回はそこまで考えません)


今回の場合、石垣なのでデザイン性はないでしょう。
ごくありきたりの石垣であり、特に変わった工夫がされているわけでもありません。
敷地が石垣で囲まれているというのも、よく見る光景です。


では歴史的価値があるのかという問題になります。
京大の石垣がいつからあるのかはわかりませんが、仮に明治時代と仮定したとしても
現在の日本には明治時代以前につくられた石垣は民家からはじまり城や神社仏閣など枚挙に暇がないほどあると思います。


これらの点から、建築物そのものとしての価値はないと思うのですがどうでしょうか?


もちろん、建築を専門でやっている方が、根拠を示して「価値がある!」とおっしゃるなら、そちらのほうが正しいと思います。

Posted by: がーん : March 23, 2005 11:59 AM